チズルでは彫金は全て二人の伝統工芸士によって行われています。
そのハンドメイドでの彫金製作はひとつの商品を作ることに熟練の技術力、労力、そして長い時間を要し、量産品とは違った魅力を生み出します。
その魅力とは、私たちの商品が持つポテンシャルが製品化のときが最大でなく、何年、何十年という長い年月をかけて商品がアンティークの魅力をも兼ね備えることです。その魅力を引き出し、育てていくことが出来るのは、商品を手にした人が唯一の人なのです。
チズルのコンセプトはJaponisme〔ジャポニスム〕です。ジャポニスムとは「西洋美術における日本美術の影響」を意味する言葉です。日私たちは日本の伝統技術を使い、カフスなどのアクセサリー、ブレス・バングルなどのジュエリーからライターの彫金細工の商品まで様々なものを作っています。
その中でもライターに見られる彫金の真髄とも言うべき和がメインな商品とアクセサリー、ジュエリーに見られる和の技術を使い、繊細さや細やかさを生かしつつ、決して和のテイストでなくモダンさやアンティークのようなデザインや質感の西洋と和が高次元で融合されて完成された商品に別れ、どちらも世界屈指の彫金技術とハンドメイドの製造により世界に二つと無いラグジュアリー感溢れるものになります。
Chisel(チズル)とは鏨(タガネ)を意味する英語表記です。
鏨には何種類もの数があり、ひとつの種類だけでも用途に分けたものをいくつも作ります。そのために100本以上の鏨を使います。鏨は職人が自ら研ぎ、製作します。鏨の製作は彫金の技術と同様、熟練された技術を要します。
それは鏨の切れ(切れ味)が彫りにそのまま出てしまうからです。
いくら彫金技術が優れていても鏨の切れが悪ければ彫りに輝きを与えることが出来ないのです。また左写真にある金槌は長年の使用により、握る部分がかなり変形しています。
鏨の一部しか写していませんが左写真の道具を使い、伝統工芸士の二人が彫金製作を一点一点行ったものが Chisel の商品なのです。
また私たちは彫金という技術を世界中の人に知ってもらうため、日々努力し続けています。
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